アーカイブ2022.10

【セミナー】地域の森のことを学び、考える連続講座「森の語り場」(10/24-12/22)

 

様々な切り口から森と私たちとのつながりを学び

これからの森との暮らしを語り合う

学びと交流の連続講座

『森の語り場』を開催いたします。

 


 

私たちの暮らしは元来、森と共にありました。

澄んだ水、豊かな生態系から獲られる肉、野草、土壌、建築・燃料に用いる木材など

この地域での生活、産業、文化・芸術においても、

流れを辿ればやがて森に繋がり、その恵みを享受してきました。

 

近代化に伴い、森と人との距離が離れてしまった今、再び森との共生を取り入れ

”地域が地域らしく持続する”ことを目指し、全5回の連続講座を開催いたします。

 

各回の後半には、質疑応答の時間を30分程度、

その後、参加者・講師・関係者との交流の時間(現地参加者のみ)を設けております。

 

参加者の皆さまからの質問や意見を交えながら

一緒にこれからの森のことを考え、行動していきたいと思っています。

専門的な知識をお持ちでない方も、森や木を活用する仲間を探したい方も、どうぞお気軽にご参加ください。

 

 

プログラム詳細


 

第1回 「森と地域循環」

私たちが暮らす上で必要不可欠な森

次世代に繋ぐために地域で協働してできること、地域循環共生圏とは

 

【日時】10月24日(月)18:30〜

【講師】岩見 暢浩 氏

   環境省 中国環境パートナーシップオフィス コーディネーター

【講師プロフィール】

1966年広島県広島市生まれ。旧広島市民球場の近所で育ったため、大の野球好きに成長する。大学で原生動物を研究したことが縁で環境調査コンサルタントに就職、河川の環境調査や環境管理計画策定業務に従事する。その後、都市計画コンサルタントに転職、都市政策や景観デザイン、まちづくり等業務に携わる。独立後、行政計画等で用いるイラスト、景観パース、模式図等デザイン、DTP制作、対話の場づくり等を行いつつ、約10年前より中国環境パートナーシップオフィス(EPOちゅうごく)の運営スタッフとして、環境保全・教育活動を基盤とした持続可能な地域づくりに取り組む。

【申込】

第1回10月24日(月)申込みフォーム

 


 

第2回 「森と教育」

教育現場における木育の役割とは

子供との「遊び」から考える日本の林業のかたち

 

【日時】11月1日(火)18:30〜

【講師】菅原 和利 氏

   株式会社 東京・森と市庭 営業部長

【講師プロフィール】

大学在学時の18歳から奥多摩町でまちづくりに取り組み、卒業後の2010年に同町へ移住。23歳で起業。
2013年に㈱東京・森と市庭の立ち上げに参画し、営業部長として黒字化に貢献。
2021年に初めての著書「自分の地域をつくる ーワーク・ライフ・プレイ ミックスー」を出版。
テレビや新聞などのメディア出演、大学などでの講演実績多数。
 
㈱東京・森と市庭
保育園・幼稚園向けに東京の森の恵みである多摩産材スギ・ヒノキを活かして、積み木からツリーハウスまで制作する木育遊具メーカー。「森とあそび 木とくらす」をコンセプトに、森と子どもたちをつなぐ遊具や、様々な体験ワークショップを実施している。

【申込】

第2回11月1日(火)申込みフォーム

 


 

第3回 「森と建築」

地域にある木を建築で活かすために

地域内の事業者はどう連携していくべきか

 

【日時】11月21日(月)18:30〜

【講師】古川 泰司 氏

   アトリエフルカワ一級建築士事務所 主宰

【講師プロフィール】

木を生かした「森とつながる建築」の設計を行う、木造・木材コーディネーター。最近は「森と建築を一緒に考える」をテーマに各地で講演活動をしている。
著書に「木の家に住もう。」エクスナレッジ、「世界で一番詳しい木材」(共著)エクスナレッジ 等がある。
また、住宅医の資格を持ち、中古住宅の改修も数多く手がける。

【申込】

第3回11月21日(月)申込みフォーム

 


 

第4回 「森と生き物」

野生動物と森と人間の関係性について

私たちの暮らしから森林・野生動物との距離や管理を考える

 

【日時】12月8日(木)18:30〜

【講師】岡 輝樹 氏

   森林総合研究所 四国支所長

【講師プロフィール】

1964年滋賀県生れ。1992年東京都立大学理学研究科修了。博士(理学)。
1995年JICA長期専門家としてインドネシアに渡り類人猿の社会進化を研究。1998年から日本学術振興会COE特別研究員として京都大学霊長類研究所に在籍。2001年森林総合研究所東北支所主任研究官。この年のツキノワグマ大量出没を機に野生動物管理学に携わる。鳥獣生態研究室長、野生動物研究領域長を経て現在、四国支所長。動物生態学的視点に加え環境経済学、社会心理学的観点から野生動物による被害管理を研究。

【申込】

第4回12月8日(木)申込みフォーム

 


 

第5回 「森と暮らし」

地域に根ざした暮らしから考える

持続可能な地域のあり方

 

【日時】12月22日(木)18:30〜

【講師】松場 登美 氏

    株式会社 石見銀山生活文化研究所 代表取締役

    株式会社 他郷阿部家 取締役

【講師プロフィール】

1949年三重県津市生まれ。
1998年に(株)石見銀山生活文化研究所を設立。ライフスタイルブランド「石見銀山 群言堂」として商品の企画・製造販売を手がけ、全国の百貨店などで展開。古き良き時代の良さを大切に、新しい価値観を提案する暮らしの場として古民家宿「他郷阿部家」の営業も行う。

 

〈主な受賞歴・メディア出演歴〉
国土交通省 観光カリスマ百選の一員に任命される。
日経 WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2008 総合3位」受賞
総務省 「令和 2 年度ふるさとづくり大賞」 最優秀賞 受賞
テレビ東京「ソロモン流」、「カンブリア宮殿」、NHK ワールド「Zero Waste Life」に出演など

 

〈著書〉
『群言堂の根のある暮らし』(家の光協会)
『過疎再生 奇跡を起こすまちづくり』(小学館) など

【申込】

第5回12月22日(木)申込みフォーム

 



 

 

■受講料:

無料

 

■開催形式:

現地+オンライン(ZOOM)併用

(交流会は現地での受講者のみ参加可能)

 

■会場:

廻(かい)69 https://futatsugai.jp/kai69/

山口県萩市浜崎町69

※お車でお越しの方は最寄りの「浜崎伝建地区無料駐車場」をご利用下さい

 

■スケジュール:

18:10より現地、オンラインともに入室可能(接続テストを兼ねます)

18:30〜開演あいさつ

18:35〜講演

19:35〜質疑応答

20:00 講演終了、オンライン接続終了

20:10〜現地交流会

21:00 プログラム終了

 

■お申込み:

上記各回プログラムの申込みフォームよりお申込みください。

※全5回通してのご参加をお勧めしますが、関心のある回を選んでのご参加も可能です。

オンラインでの受講希望者には開催前日までに登録のメールアドレスへ、ZOOMミーティングのURLとパスワードをお送りいたします。

 

■申込期日:

各回、前日の正午までお申込みを受付けております。

現地会場でのご参加は定員(20名)に達し次第申込みを締め切りいたします。

 

■お問合せ:

株式会社萩・森倫館

050-5896-1886(代表)

info@hagi-shinrinkan.jp